お前は何様だ???

会社で一触即発の状態になった。


お客様から商品未着であるとのクレームが入り、
調査したところ、配送業者のドライバーさんが
集荷したはずの商品ピッキングリストのうちの一部を
無くしてしまったため、それについて窓口に私が
問い合わせた際に、そこの係長とのやりとりで
結果的に私たちが悪いような言われ方をしたわけで、
そのことを知った同僚が激怒したというわけ。

私は完璧な人間ではないから間違いもする。
ドライバーさんとて同じこと。
間違えたことは繰り返さないようにすればいいこと。
お客様に対しては最善の配慮のもと私が謝罪し、
その結果としてお客様は逆に理解をいただいた上で
商品再発送を了承していただいたわけで
それで話を済ませてしまった私に対して
同僚は完全にキレたようであった。

「こっちはきちんとしたことしてるんだよ。
 ●●(配送業者名)が悪いんだろ?
 それをなんでおめえ謝るんだよ?」

こんな言い方だった。
私が冷静に自分の考えのもと説明をしたが
結果的に火に油を注ぐようなものだった。

その挙げ句の言葉が

「おめえがきちんとしたことしねーからだろうが!!」


・・・・あのぉ〜。それは年上の私に対しての言葉遣いとして
正しいものなのでしょうか???



相手にメンチ切られたらこちらも切り返すのが礼儀。

一触即発モード突入しそうになったが
私は冷静に説明を繰り返した。




よく考えてもらいたい。
今回の件は、お客様からの商品未着のお問い合わせに対して
結果的に配送業者のドライバーさんが紛失したことで商品が届けられなかった
ということであり、ドライバーさんのミスであることは明白だが、
それをねちねちと責めることが本当の解決になるとは
私は思っていない。
きちんと説明をした上で、本人の反省を促すようなことは必要だが
必要以上に責めてやる気を失せるようなことをすることが
本当にドライバーさんのためになると思っている同僚は
社会の現実というもの、そしてその相手相手に則した形での叱り方という
ものが全くわかっていない。


また、窓口が全く謝罪をしなかったことについて
激怒して電話をかけて責めるということを申し出た同僚の態度にも
私は疑問符が残る。

本当にそれで物事が解決すると思うのか???


まずは自分たちでやれるところまでのフォローをすることは必要なこと。
配送業者を下請と見る姿勢が同僚にしつこくこびりついていること自体が
問題であり、共に解決していこうという姿勢を見せないからこそ
こういったことは再発することが考えられるのではないだろうか。

自分から信頼を掴むことで、相手との信頼関係のもと、
より緊密な関係をきずくことが最優先であり、
それがわからない同僚の態度に私は怒りを通り越して
逆にあきれ返ってしまった。


誰しも間違いはある。
それを繰り返さないように促すのが間違いを防ぐための策。
それを理解出来ない人間こそが、更に相手を追い込んで
ミスを誘発させるのではないだろうか???

そんなことを思いながらこれを書いてます。